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MHクラスのサーフロッドおすすめ5選!メリット・デメリットについて解説

私はサーフフィッシングで12㎝ミノーをよく投げるため、基本的にMクラスのロッドを使っています。

しかし、向かい風が強いときや、満潮時の遠浅サーフでは飛距離不足を感じることもあります。

同じ悩みを抱え、40g以上のルアーを使いやすいMHクラスのロッドを検討している方も多いことでしょう。

そこでこの記事ではMHクラスのサーフロッドを使うメリット・デメリットについて解説します。

遠投性が高く積極的なロッドワークでアプローチできるおすすめの商品もご紹介します。

目次

MHクラスのサーフロッドを使うメリット

向かい風の中でも飛距離を伸ばせる

MHクラスのサーフロッドはMAXルアー重量が50~60gほどに設定されているので、ヘビーなルアーをキャストできます。

Mクラスのロッドに比べてパワーがあるので、ルアーの重量を載せやすい点が魅力です。

風の抵抗を受けにくいメタルジグを使えば、向かい風の中でも飛距離UPが期待できるでしょう。

10ft前後の長さを選べば、振り抜きやすいので初心者でもスイング速度があまり落ちません。

満潮時の遠浅サーフを攻略できる

沖のブレイクラインまで距離が伸び満潮時の遠浅サーフは、ヘビーなルアーを使わないと飛距離が足りません。

ハードコアの「ヘビーミノーS」はよく飛ぶので愛用していますが、Mクラスで29gを投げると65mほど飛びました。

ワンランク重い37gをMHクラスで投げると、遠投が苦手な私でも80mまで飛距離を伸ばせました。

さらに飛距離を求める場合は、MHクラスで操作しやすい40~50gのメタルジグを投げています。

Mクラスよりも飛距離が稼げることを体感しているので、満潮時の遠浅サーフには欠かせない硬さといえるでしょう。

大物を積極的に狙える

MHクラスのサーフロッドはパワーがあるので、青物などの大物も積極的に狙えます。

Mパワーに比べてガイド径が大きいため、PEライン1.5号以上を使用してもスムーズにラインが放出されます。

また、パワーもあるので伸されにくく、主導権を奪われないファイトを展開できるでしょう。

MHクラスならファイト時間を短縮できるので、2匹目を狙いやすくなります。

MHクラスのサーフロッドを使うデメリット

20g以下のルアーは扱いにくい

MHクラスのロッドでも投げられるルアー重量の下限を15gほどに設定しているので、20g以下のルアーを投げられます。

ただし、投げにくく操作性も悪いのでMクラスのように快適に使いこなすことができません。

魚の活性が低く、スローでネチネチ探るシーンでは役に立たないこともあります。

ジグヘッド+ワームを使ったフィネススタイルには不向きな硬さといえるでしょう。

小さい魚を掛けても楽しくない

サーフは大物が潜む釣り場ですが、逆に小物やダツ、エソのように大して引かない魚もよく釣れます。

MHクラスのロッドは硬く、大きな負荷がかからないと曲がらないので小さい魚がHITするとファイトを楽しめません。

初夏に掛かることが多い30㎝未満のショゴ(カンパチの若魚)であっても簡単に寄せられます。

ソゲクラスばかり釣れるような釣り場にも適していない硬さといえるでしょう。

MHのサーフロッドおすすめ5選

40g以上のルアーを投げやすいMHクラスのサーフロッドを5本厳選しました。

どのロッドもミドルクラスらしい実釣性能を有しているので、大物狙いにも最適です。

サーフからメタルジグを遠投して青物を狙う方にはヤマガブランクスの「EARLY for Surf」(105MH)をおすすめします。

【ヤマガブランクス】EARLY for Surf(105MH)

スムーズに曲がりタメを効かせてファイトできるロッド

胴までスムーズに曲がり、タメを効かせたファイトで大物を仕留められるパワーのあるロッドです。

磯ヒラを含めたシーバス釣りにも使える操作性を実現しており、30~40gのルアーをレスポンスよく操れます。

MHクラスとしては柔軟性が高いので、投げやすくMクラスから持ち替えても違和感なく使えるでしょう。

実際に投げたことがあるのですが「少ない力でも投げやすい」という印象を受けました。

【ダイワ】オーバーゼア(1010M/MH)

MHクラスは硬すぎるという方におすすめのロッド

サーフで使用頻度の高いMクラスのティップにMHクラスのバットを組み合わせた特殊な設計のロッドです。

ティップが柔らかいので、MHクラスは硬すぎるという方におすすめします。

バイトを弾きにくい点もこのロッドの魅力であり、サーフシーバスでもストレスなく使えるでしょう。

乗せ調子のMHロッドと表現でき、潮の流れに馴染ませてルアーを流すようなアプローチにも使えます。

【シマノ】ネッサSS(S100M/MH+)

大型の青物やオオニベも相手にできるパワーロッド

ティップはマイルドなMクラスを搭載していますが、バットをMHクラスにすることで、幅広いルアーへの適応を実現しました。

「曲がるロッド」をコンセプトにしているため、MHクラスでありながら投げやすい仕上がりになっています。

ダイワのM/MHクラスよりもパワーがあるので、大型の青物やオオニベを狙う方にはこちらをおすすめします。

3ピースロッドですので携帯性にも優れており、各節が任せられた役割を果たすため使いやすいロッドです。

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【パームス】ShoreGun EVOLV(SFTGS-103MH)

コルクグリップを搭載した圧倒的存在感!

サーフロッドの多くはEVAグリップを搭載していますが、このロッドはコルクグリップを採用しています。

サーフに持ち込むと圧倒的存在感が得られるので、釣り気分が盛り上がるでしょう。

もちろん、性能もピカイチでベビーなルアーを遠投して思い通りに操作できます。

トルクフルなバットが魚に主導権を与えないファイトが実現するので、大物狙いにピッタリの1本です。

¥27,515 (2025/03/04 16:21時点 | Amazon調べ)

【ジャクソン】サーフドライブ(STHS-1112MH)

高弾性でパワーのあるブランクス採用したロッド

遠浅サーフを攻略するために、高弾性でパワーのあるブランクスを使用して遠投性を高めたロッドです。

11ftの長さがり返し押し寄せる波を交わしてくれるので、ラインが取られてルアーの動きが破断する心配もなくなります。

バランスも考慮して設計されたロッドですので、持ち重り感も少なく投げ続けることができます。

操作感もオーバーパワーと感じることはないので、非常に使いやすいロッドといえるでしょう。

サーフロッドの基本はMクラス

MHクラスのサーフロッドが活躍するシーンは向かい風が強いとき、満潮時の遠浅サーフでは飛距離不足を感じるときです。

私は12㎝ミノーを好んで使用しているので、このような特殊なシーン以外はMクラスを使います。

サーフで多用する20~30gのルアーを投げやすく、40gのルアーもギリギリ投げられる硬さです。

そのため、はじめの1本を探している方にもMHではなくMクラスのサーフロッドをおすすめします。

サーフフィッシングにハマると必ずほしくなる硬さですので、MHクラスのロッドは2本目に選ぶとよいでしょう。

まとめ

MHのサーフロッドは、40g以上のルアーを遠投して大物を狙う釣りに最適な硬さです。

Mクラスと使い分けながら使用すると、対応できるシーンの幅が広がるでしょう。

ぜひ、ヘビーなルアーを使いこなして、まだ見ぬサーフの大物を仕留めてください。

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