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10ftのサーフロッドおすすめ5選! デメリットと選び方について解説

10ftのサーフロッドは遠投性と操作性を兼ね備えており、サーフフィッシングにおいて基本となる長さです。

選び方を間違えなければ、どんな地形のサーフでもオールシーズン使えます。

ただし、特殊なシーンではデメリットが生じることも知っておくべきです。

そこでこの記事では、10ftのサーフロッドのデメリット、選び方について解説します。

はじめの1本にも最適なおすすめのロッドをご紹介しますので、参考にしてください。

目次

サーフフィッシングの基本は10ft

サーフフィッシングはルアーを遠投してアクションを加えながら魚にアプローチします。

この一連の動作を行うためにバランスのよい長さが10ftであり、ほとんどのサーフロッドがこの長さに設計されています。

どんな地形のサーフでもオールシーズン使えるため、必ず1本は必要となる長さです。

そのため、はじめの1本を選ぶときには10ftの長さを選択するのがよいでしょう。

ただし、全くデメリットがない訳ではなく、特殊なシーンでは10ft以外の長さも必要となります。

10ftのサーフロッドに隠されたデメリット

多くの方が10ftのサーフロッドを基本として長さや硬さを使い分けています。

私もホームである静岡県はもちろん、遠征しても10ftのサーフロッドを使用しています。

どんなシーンでもオールマイティに使える長さですが、隠されたデメリットが2つあることに気付きました。

まず1つ目は台風後や冬の日本海のように波が高いシーンでは、波打ち際でラインが取られてしまうことです。

この場合、11ft以上のロッドを使って波を交わしながら釣ることでデメリットを解決できます。

2つ目は最後のひと伸びがなく、ブレイクラインやナブラにルアーが届かないことです。

満潮時の遠浅サーフでよく体験するのですが、この場合はパワーを1ランク上げて40g以上のルアーを投げることで対策しています。

向かい風の影響が強い場合は、パワーだけでなく長さも11ft以上に変えて対策しています。

10ftのサーフロッドの選び方

種類

10ftのルアーロッドは「サーフロッド」「シーバスロッド」「ショアジギングロッド」の3種が含まれます。

サーフフィッシングはアタリが少く難易度の高い釣りですので、専用のサーフロッドを使う方がよいでしょう。

すでにシーバスロッド、ショアジギングロッドをお持ちの方は代用することも可能です。

ただし、シーバスロッドはサーフロッドに比べてティップが柔らかいため、フッキングが甘くなりバラシにつながります。

ショアジギングロッドはサーフロッドに比べてパワーがあるのですが、重いので疲れます。

そのため、サーフの釣りを専門としたい方は、エントリーモデルでもよいのでサーフロッドの購入する方がよいでしょう。

サーフフィッシングでは20~30gのルアーを使用するので、Mパワーのロッドを選びます。

20g以下のルアーを使うフィネススタイルの場合は、MLパワーを選ぶとよいでしょう。

ダイワはティップとバットのパワーが異なるロッドを開発しており、繊細さと力強さの両立を実現しました。

シマノはMパワーよりもやや強いM+パワーのロッドを開発することで、サーフフィッシングにベストな硬さを実現しました。

私はミノーを使って繊細にアプローチし、ヒラメを掛けると主導権を渡さない釣りを理想としています。

そのため、ダイワのML/MやM/MHパワーのロッドは理想的な硬さ、調子であり、最も使いやすいと感じています。

価格

長く釣りをしているとロッドのクセが判り、投げやすいキャストフォームが定まってきます。

そのため、長く使えるロッドを選んでおく方が、飛距離が安定して釣果につながります。

メーカーによって性能に対する価格が異なるため、一概には言えませんが3~4万円のロッドを目安に選ぶとよいでしょう。

実釣性能が高いミドルクラスを購入できる価格であり、腕が上達しても不満なく使えます。

10ftのサーフロッドおすすめ5選

はじめの1本にもおすすめの実釣性能が高いサーフロッドを5本厳選しました。

どのロッドもクセがなくキャストミスに対して寛容ですので、ロングロッドの扱いに慣れていない方にもおすすめです。

迷ったときにはダイワの「オーバーゼア(103ML/M)」またはシマノの「ネッサBB(S108M+)」を選ぶとよいでしょう。

【ダイワ】オーバーゼア(103ML/M)

12㎝前後のミノーを使いやすいロッド

マイルドなMLパワーのティップに強いMパワーのバットを組み合わせて作られたロッドです。

12㎝前後のミノーをテクニカルに操作し、魚を掛けるとパワーを生かしてファイトできます。

エントリーモデルとして販売されていますが、遠投性も高く腕が上達しても末永く使えます。

筋肉質なHVFカーボンを使用しているため、キャストの爽快感がUPしており投げるだけでも楽しくなる1本です。

【シマノ】ネッサBB(S108M+)

初心者でも遠投しやすいロッド

携帯性を向上させるため3ピース構造に設計し、さらに各節に役割を持たせることで実釣性能に磨きをかけた1本です。

他社のロッドに比べて曲げやすく、しっかりルアーの重みを載せてキャストできるので、初心者でも気軽に扱えます。

エントリーモデルのロッドですが、軽さとパワーを両立しているので長時間の釣りも快適にこなせます。

20~30gのルアーを扱いやすい硬さですので、はじめの1本に選ぶのもよいでしょう。

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【ジャクソン】サーフトライブ(STHS-1082ML)

サーフフィッシング1本でカバーできるオールラウンダー

20g以下のジグヘッド+ワームから30gを超える鉄板バイブまでストレスなく投げられるロッドです。

実際に投げたことがあるのですが、きれいな胴調子のロッドであり、リリースポイントが広く投げやすかったです。

また、ソゲクラスのヒラメやダツを掛けてもしっかり曲がるのでファイトが楽しくなるロッドともいえるでしょう。

唯一の難点は柔らかさによるアワセの入りにくさであり、フッキングが甘いと感じたときには追いアワセを入れることも必要です。

【ヤマガブランクス】EARLY for Surf(103M)

リリースポイントが広く投げやすいロッド

9~12㎝のミノーを投げながら、さらに遠投性を求める場合は40gまでのメタルジグを扱えるロッドです。

リリースポイントが広いので、ロングロッドの扱いに慣れていない方にもおすすの1本です。

また、操作性、感度の高さもこのロッドの魅力であり河口のシーバス釣りでも使えます。

魚を掛けるとバットまで曲がり、タメが効くので不意に大物を掛けても安心してファイトできるでしょう。

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【テイルウォーク】サーフラットSSD (S108M-P3)

アクションで食わせる釣りを展開できるロッド

ロッドを曲げた状態からの戻りが早いため、トゥイッチやジャークを駆使してアクションで食わせる釣りを展開できます。

高感度なティップを搭載しているため、ルアーの動きを的確に掴んでアプローチできます。

「遠投した先に求めるものは何か?」という答えを教えてくれるロッドと表現できるでしょう。

持ち手と引き手を考慮した長さのグリップを搭載しているので、非常に投げやすい仕上がりです。

10ftのサーフロッドが長いと感じる方へ

遠投性と操作性を兼ね備えた10ftのロッドはサーフフィッシングにおいてベストな長さです。

しかし、スピードをつけて振り抜けない場合は、期待通りの飛距離を稼げません。

扱う人の身長や力によってベストな長さが異なるので、10ftのサーフロッドが長いと感じる場合は無理して使う必要はありません。

9ft台のサーフロッドに持ち替えて、シャープに振り抜く方が飛距離はUPします。

私は10ftのロッドが最も使いやすく、11ftを超えるとシャープに振り抜くことができません。

頑張っても12ftが限界であり、13ftのロッドに持ち替えても飛距離は伸びませんでした。

そのため、自分が投げやすいと感じた長さを選ぶことも大事であり、10ftの長さにこだわる必要はありません。

まとめ

遠投性と操作性を兼ね備えた10ftのサーフロッドは、サーフフィッシングの基本となるロッドです。

どんな場所でもオールシーズン使える長さですので、はじめの1本は10ftを選ぶとよいでしょう。

ただし、シャープに振り抜けない方は9ftのロッドを使う方が飛距離UPを期待できます。

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