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12ftのサーフロッドおすすめ3選!活躍するシーンとデメリット

サーフフィッシングは「飛距離こそ正義」と表現されるほど、遠投性が求められる釣りです。

ロッドは長いほど遠投性が増すのですが、逆にデメリットも発生するので長ければよいという訳ではありません。

そこでこの記事は、12ftのサーフロッドを例に挙げ、活躍するシーンとデメリットについて解説します。

ヒラメから青物まで狙えるおすすめのロッドもご紹介しますので、参考にしてください。

目次

12ftのサーフロッドが活躍するシーン

満潮時の遠浅サーフ

飛距離は遠心力に依存しており、10ftよりも12ftの方が遠心力は増すため飛距離がUPします。

ブレイクラインまでの距離が伸びる遠浅サーフの満潮時でも、安定してルアーを投げ込めるでしょう。

沖で発生するナブラも狙い撃ちできる長さですので、サーフから青物を狙うショアジギングにも適しています。

手前でアタリが多いときには、斜めにキャストすることで魚のいる場所に長くルアーを滞在させてバイトを誘うこともできます。

釣り人が多い激戦区

サーフへ釣りに出掛けると、魚よりも釣り人の方が多いと感じることがあります。

先日釣りに出掛けたとき、まさにこの状態で「たこ焼き売ってルアー代稼ぐ?」などの冗談をいいました。

このような状況では魚がスレるのも早いため、より遠投してスレていない魚を相手します。

サーフロッドを使う方の多くが10ftですので、遠投性に長けた12ftのロッドがあれば未開拓のポイントを攻められます

波が高くラインが取られる状況

冬の日本海や台風のあとは強い波が押し寄せるので、波打ち際でラインを取られてしまいます。

そのため、12ftの長さを生かしてラインができるだけ高い位置から水中へ入るようにします。

この状態でルアーを操作すると、ルアーの動きが安定するので魚に違和感を与えません。

波が高い日は、12ftのロッドを振り抜けなくても使う価値があるでしょう。

リフト&フォールを多用するルアーの使用

バイブレーションやメタルジグを使ってサーフを攻略する場合、リフト&フォールは欠かせないアプローチです。

12ft長さがあれば、上下の移動距離が長くなるので、同じ場所にルアーをとどめやすくなります。

上げで強くアピールして、フォールでじっくり見せつけてバイトを誘えます。

水抜けのよいメタルジグを使用すると上げの加速もつけやすいので、青物をリアクションバイトさせることもできるでしょう。

12ftのサーフロッドを使用するデメリット

振り抜くキャスト技術と体力が求められる

ロッドは長いほど遠心力を生かしたキャストをできますが、スピード上げて振り抜けなければ飛距離は伸びません。

30g以下のルアーは比較的振り抜きやすいのですが、40gを超えると重みが増して素早く振り抜くのが困難になります。

また、長いロッドの先に重いルアーをつけると、持ち歩くだけでも疲れます。

振り抜くキャスト技術と体力が求められる長さですので、自分が使いこなせるのかよく考えて購入してください。

商品数が少ない

サーフフィッシングで使用するロッドは遠投性と操作性を考慮して10ft前後に設計されています。

12ftは遠投性に全振りしている長さとなるので、サーフロッドとして販売されているものはほとんどありません

ショアジギングロッド、磯ヒラロッドなどから選ぶことになるため、サーフに適した好みの硬さは見つからないでしょう。

多くロッドは青物を視野に入れて硬いティップを搭載しているため、バイトを弾くことがあります。

12ftのサーフロッドおすすめ3選!

12ftのサーフロッドは販売されていないため、サーフで使いやすいショアジギングロッドや磯ヒラロッドをご紹介します。

パワーがあるのでランカークラスのヒラメを掛けても力でねじ伏せるやり取りを展開できます。

サーフで使用するルアーにベストマッチするのはシマノの「ルナミス(S120M-3)」です。

【シマノ】ルナミス(S120M-3)

サーフで使用するルアーにベストマッチな1本

サーフロッドに近い硬さに仕上げられているので、違和感なく使いこなせるショアキャスティングロッドです。

10~15cmのミノー、15~35gのバイブレーションや40gのメタルジグなどサーフで使うルアーにベストマッチします。

カーボンモノコックグリップを搭載しているので、遠投先の小さいアタリも見逃しません。

ネッサシリーズと同じ3ピース構造ですので、携帯性にも優れたロッドです。

【テンリュウ】SWAT(SW1253S-MMH)

柔軟なティップを搭載した磯ヒラ用のロッド

ショアジギングロッドは硬くて使いにくいという方におすすめの磯ヒラロッドです。

シーバスロッドよりも強く、ショアジギングロッドよりも弱い絶妙なパワーに仕上がっています。

リリースポイントが広いので、遠投が下手な私でも投げやすいと感じました。

ただし、どうしても価格がネックとなるので磯ヒラも楽しむ方にだけおすすめします。

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【シマノ】ボーダレス (360H-T)

汎用性が高いロッドならコレ!

フィールドやジャンルを問わず使える汎用性の高さが魅力的なロッドです。

波が高い日はサーフフィッシングへ、メインは海上釣堀のように上手く使い分けられます。

5~40gの幅広いルアーを投げられますし、ティップが硬すぎないのでフィネススタイルにも使えます

Hの割によく曲がるロッドですので、サーフで餌を使ったキス釣りを楽しむのもよいでしょう。

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サーフフィッシングの基本は10ft

サーフフィッシングは遠投性だけでなく、ルアーにアクションを加える操作性も求められます。

30g前後のルアーをフルキャストするイメージが強い釣りですが、20g以下のルアーを使って繊細に攻めることも少なくありません。

そのため、遠投性と操作性のバランスがよい10ftの長さが適しており、はじめの1本にもおすすめです。

12ftのロッドは、波が高いシーンやより遠投性が求められる特殊なシーンで活躍します。

メインで使う長さではないので、2本目を選ぶときに選択するのがよいでしょう。

12ftのサーフロッドに対する私の考え

人によってちょうどよい長さの基準は異なるので、長さよりもしっかり振り抜けることを重視した方が飛距離は安定します。

私は30gまでのルアーを使う場合に限って12ftのロッドを使用しています。

40gを超えるとスイング速度が遅くなり、飛距離は10ftのロッドと大して変わらない事実に直面しました。

12ftの長さが必ずしも遠投につながるということはなく、人によっては疲れるだけの長さになってしまいます。

そのため、通常使用しているロッドよりもわずかに長い11ftのロッドを選択するのも正しい判断です。

ただし、高い波を避けるという考えをお持ちの方は、飛距離が落ちても12ftのロッドを選択すべきです。

波打ち際でラインを取られると、ルアーの動きが破断しますしアタリも分からなくなります。

まとめ

12ftのサーフロッドは遠投性が求められポイントや波が高い状況で活躍します。

遠投性を求めて購入する方は、しっかり振り抜ける長さであることを確認してください。

特に40g以上のルアーをキャストする場合は、スイング速度が落ちやすいので注意が必要です。

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