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サーフロッドの硬さについて解説!硬さ別におすすめのロッドもご紹介

サーフフィッシングではジグヘッド+ワームやミノー、鉄板バイブなど様々なルアーを使用します。

状況に合わせてルアーの重さを変えるため、適した硬さのサーフロッドを用意する必要があります。

硬さによって操作性や投げやすさも異なるため、ロッド選びの大事な要素です。

そこでこの記事では、サーフロッドの硬さについて解説します。

はじめの1本に最適なおすすめのロッドもご紹介しますので参考にしてください。

目次

硬さと操作しやすいルアー重量

ルアーの種類MLM MH
適正ルアー重量7~35g8~45g10~60g
操作しやすいルアー重量21g26g35g

サーフロッドの硬さはML~MHまで販売されており、硬いほど重いルアーをキャストできます。

適正なルアー重量には幅があり、10~60gなどと表記されているので、この数字を元に操作性を推測します。

適正ルアー重量の真ん中に当たる重さが最も操作しやすく投げやすい重さと判断してください。

ロッドの長さやブランクスの性質も関係してきますが、この見方でほぼ検討を付けられます。

硬さと扱いやすいルアーの種類

ルアーの種類MLM MH
ワーム+ジグヘッド×
ミノー
鉄板バイブ×
メタルジグ・ヘビーミノー×

サーフフィッシングではワーム+ジグヘッド、ミノー、鉄板バイブ3種は欠かせません。

ここにメタルジグ、ヘビーミノーなど遠投性に長けた重量級のルアー2種が加わります。

この5種は重量が同じでも操作方法が異なるので、ティップの硬さが大きく関係します。

ワーム+ジグヘッド

20g以下のジグヘッドを操作する場合は、適度にティップが入り繊細でマイルドなアクションをつけやすいMLを選びます。

魚のいる場所が10mほどの近場の場合は、ティップの反発力だけでキャストできるので疲れません。

感度の高いロッドを選べば10gのジグヘッドを使用しても存在感が失われないでしょう。

ミノー

ミノーは引き抵抗の弱いものから強いものまで様々な種類があるため、程よい硬さのMを使用します。

20~30gのミノーを軽快に操作できるティップを搭載しているので、ダートやトゥイッチでのリアクションバイトも誘えるでしょう。

私は12㎝ミノーをメインにサーフで使用するルアー組み立てるため、Mの硬さを最も使用しています。

鉄板バイブ

サーフで使用する鉄板バイブは15~30g前後のものが多く、MLでも操作できますがM~MHをおすすめします。

ある程度ティップが硬い方がリフト&フォールの際に、レスポンスよくルアーを操作できます。

高速のただ巻きで使用しても、ティップの振動が抑えられるため、コツンという小さいバイトも見逃しません。

メタルジグ・ヘビーミノー

30gを超えるルアーをフルキャストするためには、ブランクスのパワーも必要です。

ベリーからバットに掛けてパワーを持たせたMのロッドは、ゆるいキャストでも遠投できます。

ただし、操作性も考えるとMHの方が適しており、ロッドを振り抜く技術があれば飛距離がUPします。

硬さと投げやすさの関係

サーフフィッシングの敷居を高めている原因は、1にも2にも遠投が必要な点です。

多くの初心者と釣りを共にしてきましたが、はじめて10ftのロッドを手にした方は扱いに困惑します。

しっかりロッドを曲げ、スピードつけて振りぬく動作は慣れが必要ですので、はじめから遠投できる人はほとんどいません。

まずはオーバーヘッドキャストの基本を身につけることが大事であり、変なクセが付くと抜けにくく飛距離が伸びません。

MLはティップだけで投げるクセがつき、MHは硬いので必ず力で投げるクセがつきます。

そのため、はじめの1本を選ぶ場合は、程よい硬さのMを選択するとよいでしょう。

硬さの細分化

サーフロッドは遠投性、操作性、パワーをバランスよく保ったブランクスが適しています。

そのため、単純にMやHなどと硬さを分けるのではなく、より細分化されたロッドも販売されています。

ダイワは繊細なMLのティップにパワーのあるMのバットを組み合わせた「ML/M」のロッドを開発しました。

シマノは操作性を維持したまま少しだけパワーを強くした「M+」というロッドを開発しました。

これらのロッドは操作性が高く、魚とのやり取りもしやすいのでおすすめです。

硬さ別おすすめのサーフロッド5選

オールマイティに使える硬さはMですので、はじめの1本にはMを選択します。

腕が上がり自分の釣りが確立してきたタイミングで異なる硬さを選べば、よりイメージ通りの釣りを実践できます。

硬さ別におすすめのサーフロッドをご紹介しますので、ロッド選びの参考にしてください。

硬さおすすめのロッド
ML【ヤマガブランクス】EARLY for Surf(99ML)
【テンリュウ】パワーマスター サンドウォーカー(PMS1102S-M)
MH【ジャクソン】サーフトライブ(STHS-1112MH)
ML/M【ダイワ】オーバーゼア(109ML/M)
M+【シマノ】ネッサXR(S108+)

【ヤマガブランクス】EARLY for Surf(99ML)

ヘビキャロのズル引き、サーフにネスに最適なロッド

MLらしい柔らかいティップを搭載しているため、軽量のジグヘッドを気持ちよくキャストできます。

上限35gのルアーもキャストもストレスなくキャストできますが、空気抵抗の大きいファットなボディの場合はパワー不足を感じます。

ティップは柔らかいものの張りを持たせているため、感度も損なわれていません。

ショートバイトも弾きにくいため、活性の低い低水温期はヘビキャロのズル引き用としても活躍するでしょう。

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【テンリュウ】パワーマスター サンドウォーカー(PMS1102S-M)

30gプラグを操作しやすい遠投モデル

シーバスロッドよりも硬く、ショアジギングロッドよりも柔らかいサーフにマッチした硬さのロッドです。

遠浅サーフを攻略するために必要な遠投性を重視したロッドですが、クセがなく初心者でもシャープに振り抜けます。

30g前後のミノーを投げながら、沖で発生したナブラを60gのメタルジグで狙うオールマイティな釣りが実現します。

汎用性が高いロッドですので、足場の高い堤防からのショアジギングでも活躍するでしょう。

【ジャクソン】サーフトライブ(STHS-1112MH)

11ftの長さを忘れるほど操作性の高いロッド

11ftでMHの硬さというと、「投げにくい」「操作しにくい」というイメージが先行しますが、このロッドは10ft感覚で扱えます。

高弾性でパワーのあるブランクスを採用していますが、リリースポイントが広いのでミスキャストが起きません。

パラボリックにベントする設計となっているため、硬さがルアーの操作を邪魔することもありません。

ロッドのバランスも考慮して作られているため、数字よりも軽く感じるロッドです。

10ftを超えるロッドの扱いが下手な私でも使いやすいと素直に感じました。

【ダイワ】オーバーゼア(109ML/M)

繊細さとパワーを兼ね備えたロッド!

MLの繊細なティップでルアーを思い通りに操作し、パワーのあるバットで魚をねじ伏せる理想的な釣りを展開できます。

サーフフィネスもカバーできるロッドですので、激戦区でサーフの釣りを楽しむ方におすすめです。

オーバーゼアシリーズの中で最も安いロッドですが、他社のミドルクラスと比較しても負けていません。

非常に投げやすいロッドですので、これからキャスト技術を磨く方にもおすすめです。

【シマノ】ネッサXR(S108+)

大型のヒラメやマゴチを狙えるロッド

Mよりややパワーのあるブランクスを使用しているので、重量のあるルアーも投げやすいロッドです。

曲げるほどにパワーを生み出すロッドですので、大型のヒラメやマゴチを掛けても主導権を握られません。

ダイワのサーフロッドよりも柔らかく、扱いやすさはこちらの方が上に感じました。

3ピースのロッドですので携帯性にも優れていますし、カーボンモノコックグリップを採用しているので感度も抜群です。

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サーフロッドは複数本用意するのがベスト

サーフはポイントによって遠浅だったり、ドン深だったりするため適した重さのルアーを使用します。

例えば遠浅サーフの満潮時には、沖のブレイクラインまでの距離が伸びるため30g以上のルアーを使って飛距離を伸ばします。

また、スレた魚に口を使わせるため、10~20g軽量なルアーで繊細にアプローチするフィネススタイルも人気です。

さらに狙える魚が豊富ですので、ミノーや鉄板バイブだけでなく青物を狙うときには40g以上のメタルジグもキャストします。

サーフで使用頻度の高いルアーの重量を整理してみたのですが、私の場合は10~50gでした。

例えば、ダイワの「オーバーゼア 1010M/MH」は適正ルアーウェイトが10~60gとなっています。

このサーフロッド1本あれば、すべてのルアーを投げられますが操作性までは求められません。

20g以下のルアーはML、40g以上のルアーはMHのように使分ける必要があり、異なる硬さのロッドを複数本用意するのがベストです。

まとめ

サーフロッドの硬さを選ぶときには、ルアーの重さ、種類、投げやすさの3つを意識します。

はじめの1本はオールマイティに使えるMのロッドを使ってキャスト技術を磨きます。

腕が上がり、自分の釣りが確立してきた段階で異なる硬さの2本目を選択するとよいでしょう。

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