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13ftのサーフロッドおすすめ3選!活躍するシーンとデメリット

サーフロッドが10ft前後の長さに設計されている理由は、遠投性と操作性のバランスを考慮しているためです。

13ftのサーフロッドは遠投性だけを考えた特殊なロッドであり、デメリットも生じます。

「ルアーを遠くへ飛ばしたい」という考えだけで選択すると、使いにくくて釣りにならないこともあるでしょう。

そこでこの記事では、13ftのサーフロッドが活躍するシーン、デメリットについて解説します。

未踏のゾーンへ導くおすすめの商品もご紹介しますので、参考にしてください。

目次

13ftのサーフロッドが活躍するシーン

10ft前後のサーフロッドがあれば、基本的にサーフの釣りはほぼ攻略できます。

ほぼという曖昧な表現を使った理由は、どうしても攻略できないシーンが存在するためです。

それは、「波が高すぎる」「120m以上の遠投が必要」「長い仕掛けをキャストする」の3つです。

これらのシーンを攻略する場合のみ、13ftのサーフロッドが活躍すると理解してください。

非常に特殊なシーンであり、ヒラメやマゴチをサーフから狙う場合は不要な長さです。

13ftのロッドを1本新調するよりも、硬さの異なるロッドを1本新調した方が攻略の幅が広がります。

波が高すぎる

冬の日本海は強風によって海が荒れるため、サーフには高い波が押し寄せます。

10ftのロッドでは波打ち際でラインを取られるため、ルアーの動きが破断してしまうでしょう。

そのため、13ftのロッドを使って波の影響を抑えなければ釣りにならないこともあります。

120m以上の遠投が必要

青物は岸近くまで寄ることはないので、満潮時の遠浅サーフでは120m以上の大遠投が必要となることもあります。

13ftのロッドを振り切れば、140mの大遠投も可能ですので沖のナブラも射程圏内に入ります。

また、釣り人が多く未踏のゾーンへルアーを投げなければ魚が釣れない状況でも役立つでしょう。

長い仕掛けをキャストする

アキアジを狙うウキ仕掛けやジグサビキなどの長い仕掛けをキャストする場合は、13ftの長さを生かせます。

垂らしを長くしてロッドを確実に振りぬけば、10ftのロッドよりも飛距離が増して広範囲を探れるでしょう。

70g前後の重い仕掛けであっても、長さを生かしたキャストができればゆったり投げてもよく飛びます。

13ftのサーフロッドを使うデメリット

重い

サーフフィッシングで使用される10ft前後のロッドはエントリーモデルでも180gほどの重さです。

一方、13ftのサーフロッドは軽さを重視して作られたジャッカルの「ビヨンドゾーン」でも300gほどの重さです。

仕舞った状態で持ち上げると数字ほど重くないと感じますが、伸ばすと長さによって非常に重く感じます。

ルアーをキャストして操作すると、脇挟みスタイルで使用しても重くて疲れます。

キャスト技術が求められる

サーフロッドを使って遠投するコツは力で投げるのではなく、ロッドの反発力生かすことです。

13ftのサーフロッドは長いのでしなるイメージを持つのですが、実際は曲げるのが非常に難しキャスト技術が求められます。

重さもあるのでスピードをつけて振り抜くことが非常に難しく、思ったほど飛距離が伸びないことも珍しくありません。

ペンデュラムキャストで思い切り振り抜けないと期待する飛距離がでない長さともいえます。

私は遠投が下手なので、アキアジを狙うときでも11ftのロッドを使用しています。

使えるシーンが限られる

13ftのロッドを使ってサーフでフル遠投する釣りは、沖のナブラを撃つとき、長い仕掛けをキャストするときです。

10ftのロッドでもキャスト技術がある方は、問題なく釣りを展開できるので、無理に買う必要はありません。

出番の少ないロッドを1本新調する予算があるならば、硬さの異なるロッドを1本用意して使えるルアーを増やす方がよいでしょう。

購入する前に、本当に必要な長さなのかしっかり考え無ければ無駄な買い物になってしまいます。

商品が少ない

13ftを超えるサーフ専用のロッドはほとんど販売されておらず、ショアジギングや磯ヒラ用を代用することになります。

商品数が少ないので探すのに苦労しますし、専用ロッドではないので使いにくいです。

好きなメーカーや予算に合ったロッドを見つけにくい長さですので、妥協も必要です。

安い買い物ではないため、お気に入りのロッドが見つからない場合は諦めるという選択肢も必要でしょう。

13ftのサーフロッドおすすめ3選

前人未踏の遥か遠くへルアーをキャストできる13ftのサーフロッドをご紹介します。

メタルジグやブレードルアーなどを使って遠投できるロッドを厳選しました。

サーフ専用ロッドとして開発された「テイルウォーク サーフフラットSSD(S130H-P3)」は1番おすすめのロッドです。

【テイルウォーク】サーフフラットSSD(S130H-P3)

遠投することだけを考えて作られたサーフロッド

他の性能を犠牲にしても遠くにルアーを飛ばしたいという要望を叶えるために開発された13ftのサーフロッドです。

ペンデュラムキャストでメタルジグを投げれば、前人未踏のポイントを開拓できます。

友人に借りて50gのメタルジグをキャストしましたが、思ったよりも投げやすかったです。

グリップの真ん中辺りが盛り上がっており、握りやすい構造になっていました。

【ジャッカル】ビヨンドゾーン(BZ-130M)

携帯性に優れたテレスコピック(振り出し)仕様のロッド

携帯性を考慮してテレスコピック(振り出し)仕様で開発された13ftのロッドです。

サーフで使用する場合、MHは硬すぎるのでMAX60gまでのルアーを投げられるMを選択するとよいでしょう。

ガイドをしっかり固定するカーボンリングを採用しているので、ガイドが動くストレスを感じません。

青物とのファイトを想定して作られたロッドですので、サーフからナブラ撃ちする方におすすめします。

【テンリュウ】パワーマスター(PM1263S-MH)

サーフショアジギングに最適な1本

飛距離、操作性、粘り強さを重視して作られたパワーゲームを制するためのロッドです。

バット部にC・N・Tを採用しているので、曲げ込むほどにパワーを生み出します。

30~50gのプラグ、80g前後にメタルジグにベストマッチするので、大遠投でナブラ撃ちをお楽しみください。

西陣織仕様のカーボンパイプがとにかくかっこいいロッドですので、デザイン性にもこだわりたい方にもおすすめです。

¥54,560 (2025/02/22 05:07時点 | Amazon調べ)

13ftの長さを生かしたペンデュラムキャストは上級者向け

ペンデュラムキャストは遠投するためのキャスト方法であり、ショアジグングなどでは定番の投げ方です。

13ftの長さを生かして遠投する場合は、必ず身に付けておきたいキャスト方法ですが初心者にもおすすめしません

ルアーを振り子のように動かしていいところにきたタイミングでキャストモーションに入るのが難しいです。

このタイミングを逃すとしっかりロッドを曲げて反発力を生かせないので飛距離が伸びません。

私は何度も練習して身に付けましたが、コツを掴むまではオーバーヘッドキャストの方が飛びました

初心者の方はまず、オーバーヘッドキャストをマスターしてからペンデュラムキャストを練習してください。

普通のオーバーヘッドキャストでも100mの大遠投は可能ですので、焦らず基本をマスターすることが大事です。

まとめ

13ftのサーフロッドは遠投性に全振りしたロッドですので、限られたシーンでしか活躍しません。

10ftのロッドでも100mは投げられるので、それ以上の飛距離を求める方におすすめします。

ペンデュラムキャストをマスターすれば、140mの大遠投も可能となるでしょう。

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