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3ピースのサーフロッドおすすめ5選!ヒラメ釣りに最適な携帯性の高いロッド

ヒラメやマゴチを狙うサーフフィッシングは、遠投性が求められるので10ft以上のロッドを使用します。

仕舞寸法が160㎝を超えるので、車に積み込むとき、電車での釣行では邪魔になります。

この問題を解決するために開発されたのが、3ピースのサーフロッドです。

そこでこの記事では、3ピースのサーフロッドを使うメリット・デメリットについて解説します。

2ピースロッドと変わらない感覚で使えるおすすめの商品もご紹介します。

目次

3ピースロッドは強度が弱い?

3ピースロッドは継ぎ目が1つ増えるため、強度が弱くなる印象を受けます。

しかし、実際は強度不足が起きないように設計されており、普通に使っていて折れることはありません。

もし、3ピースロッドに強度不足の問題があるならば、怪魚を相手にする「フィッシャーマン」のロッドは誰も使わないでしょう。

シマノもサーフロッドである「ネッサシリーズ」を3ピースロッドに統一しました。

強度が弱いという印象は受けるものの、実際は2ピースロッドと大して変わりません。

3ピースのサーフロッドを使うメリット

携帯性に優れている

サーフロッドの多くは2ピースに設計されており、10ftのロッドは仕舞寸法160㎝ほどです。

初心者に人気のダイワの「オーバーゼア 106M」も仕舞寸法160㎝に設計されています。

車に積み込むとき、電車に乗って持ち運ぶときには邪魔になる長さといえるでしょう。

対して3ピースロッドは仕舞寸法110㎝ほどに設計されており、7ftの2ピースロッド感覚で持ち運べます。

私はダイワ党なので使いませんが、シマノの「ネッサシリーズ」をもっている人がうらやましいです。

軽自動車でもさっと車に積み込んで帰っていく姿をみて、ダイワも真似してほしいと感じています。

しなやかに曲がる

3ピースロッドはティップセクションに感度、ベリーセクションにクッション性、バットセクションにパワーをもたせています。

各節が与えられた仕事をこなすので、ファイト中には美しいベントカーブを描きます。

負荷に応じてしなやかに曲がるので、口切れやフックの伸びによるバラシが軽減されるでしょう。

サーフは思わぬ大物が掛かることも多い釣り場ですので、走らせて弱らせれば獲れる確率が上がります。

操作性が高い

3ピースロッドは各セクションに役割を分担しているので、操作性も向上しています。

短めに設計したティップがブレを軽減しているため、引き抵抗の強いルアーもレスポンスよく操作できるでしょう。

キャストした時のブレもすぐに収まるので、ラインの放出がスムーズになり飛距離がUPします。

継ぎ目が1つ増えることで、負荷も分散されるため安心してフルキャストできます

重いルアーを思い切り曲げてキャストするのは怖いので、初心者にもおすすめです。

また、ファイト中はパワーを持たせたバットがしっかり受け止めてくれるので、少ない力で魚を寄せられます。

3ピースのサーフロッドを使うデメリット

商品数が少ない

3ピースのサーフロッドを探そうとしても、好きなメーカーでは見つからない方が多いです。

私の大好きなダイワのサーフロッドは2ピースロッドしかラインナップされていません。

「ルアーニスト モバイル」を作る技術があるならば、サーフロッドも1本くらい3ピースロッドを用意してほしいです。

強度を確保する技術力とコストが必要となることは理解していますが、シマノに負けた気がします。

「ネッサシリーズ」を3ピースロッドで展開していることは、本当にすごいことだと感じています。

折れるという先入観

3ピースロッドは継ぎ目が1つ増えるので、どうしても折れるという先入観が釣りを邪魔します。

実際は継ぎ目に掛かる負荷が分散されるので折れにくいのですが、思い切ったキャストができないという方も少なくありません

皆さんは負荷を超えたロッドがどのような折れ方をするのかご存じでしょうか?

私はナルトビエイと真っ向勝負して、きれいにロッドを3分割に折った経験があります。

全て継ぎ目ではない部分で折れており、完全に負荷を超えた折れ方でした。

負荷が掛かっても継ぎ目から折れることはないので、安心してフルキャストしてください。

3ピースのサーフロッドおすすめ5選

3ピースのサーフロッドは商品数が少ないため、ロッド探しに苦労します。

初心者でも扱いやすいロッドを厳選したので、携帯性を重視する方は参考にしてください。

シマノの「ネッサSS」はしっかり曲げ込んでキャストできるので、ロングロッドの扱いに不慣れな方にもおすすめします。

【シマノ】ネッサSS(S108M+)

曲げやすいブランクス設計のロッド

曲がりやすいブランクス設計のロッドですので、力に自信がない方でも遠投できます。

高弾性カーボン特有の投げにくさもないので、初心者にもおすすめのロッドです。

私も借りてキャストしたことがあるのですが、足場の悪いサーフでも安定したキャストができました。

スクリュージョイントを採用しているので、しっかりつなぐことができる点もおすすめした理由です。

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【テイルウォーク】サーフラット SSD(S108M-P3)

バーサタイル性が高く様々なルアーでサーフを攻略できる

遠投性を維持しながら操作性も高めたサーフロッドですので、アクションで食わせる釣りを展開できます。

ジャークやトゥイッチといったロッドワークがやりやすく、リアクションでしか食わないシーンでは強い武器となります。

グリップ部分を長めに設計しているため、サーフショアジギングにも使える1本です。

幾多のテストサンプルを作成して完成した至高のロッドですので、実釣性能の高さを体感してください。

【ジャッカル】BRS(S106M+SURF)

繊細なルアー操作を実現したサーフロッド

遠投したジグヘッド+ワームの動きも見逃さない繊細なティップを搭載したロッドです。

ベリーからバットにかけてはパワーを強めており、ランカークラスのヒラメを掛けてもグイグイ寄せられます。

また、40gのメタルジグにも対応しているので、青物も射程圏内に入るでしょう。

使いやすさを追求し、さらに手に取りやすい価格を実現した素晴らしいロッドです。

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【アブガルシア】ソルティステージ KR-X フラットフィッシュ モバイル3(SXFS-963MH-KR)

12~30gのルアーにベストマッチする1本

操作性を重視した9.6ftの長さに設計されており、12~30gのルアーをテクニカルに操作できます。

20g以下のジグヘッド+ワームも使える繊細さをもっているので、フィネススタイルでサーフを攻略するのもよいでしょう。

使っている方を見かけたのですが、キャストするときの曲がりもスムーズで2ピースロッドと変わりませんでした。

かっこいいロッドケースも付属しているので、お買い得な1本といえるでしょう。

【シマノ】ネッサXR(S108+)

遠浅サーフを攻略するために開発されたスタンダードモデル

遠浅サーフで遠投し、ラインから伝わる情報を的確に掴める基本に忠実なロッドです。

ミドルモデルとして位置づけられていますが、ネッサシリーズらしい曲がるブランクスを採用しています。

初心者でもルアーの重みをのせて反発力だけでキャストできるので、力に自信のない方でも安心です。

ダイワのオーバーゼアより投げやすいので、キャスト技術に自信のない方にもおすすめします。

3ピースロッドのメンテナンス

2ピースロッドもそうですが、長年使用していると少しずつ継ぎ目が摩耗します。

スッポ抜けやすくなるため、強く継ぐと今度は固着して外れなくなるので注意してください。

そのため、定期的に「フェルールワックス」を継ぎ目に塗って摩耗を抑えることが大事です。

使い方は超簡単で、継ぎ目にフェルールワックスを塗るだけですので1分で終わります。

厚く塗り過ぎたときは布でふき取るだけですので、誰でも気軽にチャレンジできるメンテナンスです。

ロッドを継ぐときに「サクッ」と乾いた音がしている方は、ぜひお試しください。

このメンテンナンスを欠かさず行っていれば、3ピースロッドを継ぐのが面倒と感じることはなくなるでしょう。

ちなみに私は「スミス ロッドフェルールワックス」を使用していますが、少し温めると寒い日でもよく伸びます。

まとめ

サーフロッドは仕舞寸法が160㎝近いので、携帯性を重視する方は3ピースロッドを選ぶのもよいでしょう。

折れるイメージが強い設計ですが、3ピースロッドだから折れるということはありません。

シマノの「ネッサシリーズ」はきれいに曲がるので、ぜひお試しください。

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