サーフショアジギングロッドおすすめ3選！青物を狙えるロッドの選び方

ブリも狙える堤防や磯からのショアジギングは、重いメタルジグをキャストするので頑丈なショアジギングロッドを使います。

最近は、ライトショアジギングも流行していますが、初心者には少々敷居の高い釣りです。

そこでおすすめなのが、サーフから中型までの青物やシイラ、ソーダガツオを狙うサーフショアジギングです。

ブリクラスを掛けるのは難しいですが、釣れる魚種が豊富ですのでショアジギング入門に最適です。

この記事では、ロッドの選び方、おすすめ商品をご紹介するので、ぜひチャレンジしてください。

サーフショアジギングで狙える魚

サーフショアジギングはサーフジギングとも呼ばれており、ブリクラスを狙うのは難しいものの、中型までの青物やシイラ、ソーダガツオを狙えます。

もちろん、ヒラメやマゴチも釣れますし、カマスやタチウオなど様々な魚種が釣れるため、ショアジギング入門に最適です。

サーフフィッシングの延長線として楽しめるので、釣り経験が少ない初心者でもチャレンジできるでしょう。。

私は毎年、夏から秋にかけてショゴ（カンパチの若魚）を狙っており、美味しいお刺身を堪能しています。

秋から冬にかけては30cmを超えるカマスも狙えるので、干物も自作しています。

サーフショアジギングに適したロッド

深い場所から重いメタルジグをシャクリ上げてくる釣りでは、ショアジギングロッドのパワーがなければ話になりません。

しかし、ショアジギングロッドは自重が重いので、ランガン主体のサーフショアジギングには不向きです。

MAX40gのジグがあれば十分勝負できるので、サーフロッドで十分だと考えています。

釣れる魚も本格的なショアジギングほど大きくないので、パワー負けする心配もありません。

不意に大物を掛けてもロッドが限界を超える前にドラグが効く設定やラインが切れる太さを選べば折られることはありません。

サーフの釣りがメインの方は、わざわざショアジギングロッドを買う必要はないでしょう。

万能なサーフロッドも多く販売されているので、はじめの１本に選べばサーフ以外の釣りでも活用できます。

サーフショアジギングに適したロッドの選び方

長さ

長さはサーフフィッシングと同じく10ftが使いやすく、冬の日本海のように波が高いシーンでなければどんな場所でも使えます。

様々なジャークを駆使して短~中距離をテクニカルにアプローチする場合は、９ftのロッドを選ぶのもありです。

飛距離が命とも言われるサーフの釣りですが、メタルジグは空気抵抗が少なく比重が重いので10ftのロッドでも100mは飛ばせます。

しっかり振り抜けることが大事ですので、自分のキャスト技術や力に合わせて長さを選ぶことが大事です。

硬さ

硬さは使用するメタルジグの重さによって使い分けますが。30gまでなら普段使用してるMパワーのサーフロッドで十分です。

50gを超えるメタルジグをキャストする場合は、ワンランク上のMHを選択します。

シャクリ上げる動作を反発力がアシストしてくれるので、少ない入力でアクションをつけられます。

20g程度の軽いメタルジグを使用する場合でも、力強くシャクリ上げられるMパワー以上を選ぶことが大事です。

張りのあるロッドを選ぶ

サーフロッドは初心者でも曲げ込んでスムーズにキャストできるものが多いのですが、レスポンスよくメタルジグを操作できません。

シマノのネッサシリーズは非常に投げやすいロッドですが、ジグへの入力もロッドが吸収してしまいます。

メタルジグをガンガンシャクって食わせることがサーフショアジギングの醍醐味なので、私は柔らかいロッドを避けています。

手にしたとき、張りの強さを感じるようなシャキッとしたロッドを選ぶ方がよいでしょう。

価格

2万円以下のエントリーモデルでも十分通用するのがサーフショアジギングです。

「メタルジグを飛ばしてシャクリ続ければOK」という考えでロッドを選んでも問題ありません。

メインのサーフロッドをお持ちの方は、２本目に安いロッドを選んで使い分けるのがよいでしょう。

1本のサーフロッドでサーフフィッシングもサーフショアジギングもカバーする場合は3万円前後のミドルモデルをおすすめします。

この価格帯のロッドはコスパ良いモデルが多く、実調性能が高いので腕が上がっても不満なく使えます。

サーフショアジギングロッドおすすめ3選

メタルジグを遠投してシャクリ続けても疲れない、おすすめのロッドをご紹介します。

クセが無く様々なジャークでレスポンよくメタルジグを操作できるロッドを厳選しました。

ズバリ！おすすめの1本は軽くて操作性が高い「サーフトライブ（STHS-1062M）」です。

【ジャクソン】サーフトライブ（STHS-1062M）

誰でもロッドの性能を引き出せるコスパ最高の1本

しっかり曲げて反発力を生かしたキャストができれば、メタルジグを100m飛ばすことは難しくありません。

このロッドは初心者でもキャストしやすい設計になっているので、これからサーフジギングをはじめる方にピッタリです。

操作性も高いので「ギャロップASロングキャスト」も合わせて用意し、様々なアクションでアプローチしてください。

ジャクソンの回し者ではありませんが、この組み合わせで何匹もの青物を仕留めてきました。

【ダイワ】オーバーゼア（1010M/MH）

ヘビープラグも扱いやすいダイワのエントリーモデル

ティップはMパワー、バットはMHパワーとなっており、繊細さとパワーのバランスを重視したロッドです。

メタルジグよりもヘビープラグに適したロッドであり、シンキングミノーを軸にアプローチする場面で活躍します。

メタルジグを使って水面直下を高速巻きしても、ティップが入り過ぎないのでナブラ撃ちでも活躍します。

握り込みやすいグリップを搭載しているので、力強いジャークで青物にアプローチできるでしょう。

【がまかつ】LUXXE CHEETAH R3（96MH）

操作性が高く入力を素直に伝えるロッド

ロッドのねじれが少なく入力をレスポンスよくメタルジグへと伝えてくれるロッドです。

10ftを切る長さを生かしてテクニカルにアプローチする場面に適しており、リアクションでしか食わないシーンで真価を発揮します。

高弾性カーボンを使用している張りが強く、キャストには少しコツが必要ですが、10ftのロッドと変わらない飛距離が期待できます。

実はこのロッド、橋脚につくシーバスの狙い撃ちにも適しているので、ぜひ使ってみてください。

サーフロッドでメタルジグを遠投するコツ

ショアジギングロッドの方がサーフロッドよりもパワーがあるので、使いこなせば飛距離を稼げます。

しかし、サーフロッドでも100mは飛ばせるので、サーフジギングは成立します。

最後のひと延びがないという方を多くみてきましたが、共通している点が１つありました。

それは、キャストしてメタルジグが着水するまでロッドがブレブレになっていることです。

この状態ではラインがガイドを叩きながら放出されるので、最後のひと延びは期待できません。

ティップがブレないように、しっかり腕でロッドを支えてブレないように意識してください。

サーフショアジギングで釣れた青物を「りゅうきゅう」に！

サーフショアジギングで釣った30cmほどの青物は、お刺身で美味しく食べられます。

ただ、オフショアで10kgを超える寒ブリも狙う私としては物足りないというのが素直な意見です。

ショゴはいいのですが、ツバス（ブリの若魚）は感動するほど美味しいとは感じません。

そこでおすすめなのが大分の郷土料理として有名な「りゅうきゅう」です。

レンチンしたつけダレに刺身を漬け込み、大葉やネギを散らして最後に白ごまをかけます。

これがめちゃくちゃ美味しくて、ご飯にぶっかけても出汁でお茶漬けにしてもとにかく絶品です。

ペンペンシイラも美味しく食べられるので、釣った魚の命が大事に頂きましょう。

（つけダレ）

酒大さじ１

みりん大さじ1

醤油大さじ2

まとめ

サーフジギングは30g以上のルアーを投げられるサーフロッドで楽しめます。

ショアジギングロッドに比べて軽いので、１日サーフを歩き回っても疲れません。

ショゴやカマスなど美味しい魚も釣れるので、ぜひ持ち帰って味もお楽しみください。