広大なサーフを永遠とキャストするサーフフィッシングは体力勝負の釣りです。
疲れたときには、ぜひしゃがみ込んで波の音に耳を傾け、ストレスを解消してください。
このとき問題になるのがタックルの扱いであり、地面に置くとリールが砂噛みを起こします。
この記事では、安心してタックルから手が離せるサーフロッドスタンドをご紹介します。
おすすめ商品、100均アイテムで自作する方法を解説しますので、参考にしてください。
サーフロッドスタンドがあれば砂噛みの心配がなくなる!

釣りに疲れたとき水分補給しながら休憩すると、体力も集中力も回復してやる気が出てきます。
サーフはバイトの数が非常に少なく、ある意味自分との戦いですので疲れたときは休憩した方がよいでしょう。
私は波の音を聞きながらひとりの時間を過ごすことで、仕事を忘れてストレス解消しています。
以前はフローティングベストにロッドを差し込んで休憩していましたが、ロッドが邪魔でのんびりできませんでした。
地面に置くとリールの砂噛みが起きるので、休憩しても休んだ気がしないときもありました。
この問題を解決するために、ロッドスタンドを購入したのですが、非常にありがたいアイテムだと感じています。
砂に突き刺し、足で体重を掛けて深く突き刺すとロングロッドを立てても倒れません。
ポールタイプのサーフロッドスタンドも販売されているので、ぜひ自分に合った商品をお探しください。
ロッドスタンドの種類

ロッドスタンドは、筒状のものを砂に突き刺すタイプと、ポールタイプに分けられます。
私は筒状のタイプを使っていますが、餌釣りでサーフからイシモチやカレイを狙う方にはポールタイプをおすすめします。
サーフで使っているロッドを代用してぶっこみ釣りを楽しむと、ルアー釣りとは違った世界がみえてくるでしょう。
どちらのタイプも携帯性に優れているので、自分が使いやすいと感じたものをお選びください。
ロッドスタンドの選び方

筒状のタイプ
全長30cm、直径33mm以上の商品を選択すると、ほとんどのサーフロッドを立てられます。
材質は軽いアルミが適しており、錆にも強いので軽く水洗いするだけで長く使えるでしょう。
私はロッドに傷を付けたくないので、先端んいゴムキャップがついたダイワの「アルミサーフスタンド300」を使っています。
カラーは赤色を選んでおり、その理由はうっかりロッドだけ手にして忘れることがあるためです。
ポールタイプ
ポールタイプを選ぶときは、30cm以下に縮められる携帯性に優れたものを選びます。
全長1mほどに伸ばせるものを選んでおけば、11ft台のロングロッドも安心して立てかけられます。
強風でロッドが煽られると倒れることがあるので、先端にゴムでカバーされたホルダーを搭載したものを選ぶよいでしょう。
先端が尖っていて危険ですので、ロック機能付きのキャップが付いていれば安全に携帯できます。
サーフロッドスタンドおすすめ3選
携帯性に優れたおすすめサーフロッドスタンドを3つご紹介しますので、ぜひ使用してください。
おすすめは「ダイワ アルミサーフスタンド300」ですが、先に発売された「バディースタンド」とそっくりです。
違いはゴムキャップの存在であり、ロッドを傷付けたくない方は「ダイワ アルミサーフスタンド300」を選ぶとよいでしょう。
商品名 | タイプ | 携帯サイズ |
---|---|---|
ダイワ アルミサーフスタンド300 | 筒状 | 30cm |
バディーワークス バディースタンド | 筒状 | 27cm |
mazume サーフロッドスタンド | ポール | 26cm |
【ダイワ】アルミサーフスタンド300
ロッドを傷付けにくいサーフロッドスタンド
口の部分にゴムキャップが付いているので、風でロッドが煽られても傷が付く心配がありません。
カラーは3種類から選べるので、自分の服とコーディネートできます。
長さ30cmほどですので、D管に装着してズボンにぶら下げても邪魔になりません。
体重を掛けて足でグイグイ砂に押し込んでいますが、特に変形もなく壊れた経験はありません。
【バディーワークス】バディースタンド
元祖筒状ロッドスタンドといえばコレ!
私の記憶に間違いなければ、バディースタンドは2018年に発売されており、ダイワの方が後発です。
置き忘れにより紛失したので、今は使っていませんが風速7mほどの日に10ftのロッドをセットしても倒れませんでした。
可愛いピンク色がラインナップされているので、釣りガールにはこちらの方をお勧めします。
ゴムキャップが付いていないので、ロッドの傷付きが気になる方には「ダイワ アルミサーフスタンド300」をおすすめします。
【mazume】サーフロッドスタンド
強風でも使いやすいポールタイプ
先端にゴムでカバーされたホルダーが付いているので、風速10mを超える状況でもロッドが倒れません。
11ftのロッドも立てやすい長さに伸びますし、26cmまで縮まるので携帯性も抜群です。
先端にはロック式のキャップが付いているので、安全に持ち運ぶことができます。
唯一の難点はカラビナを接続しているリングの強度が弱いことですので、頑丈なものに交換しておくと安心です。
筒を使って100均アイテムでサーフロッドスタンドを自作!

恥ずかしいのであまり書きたくないのですが、過去に3回サーフロッドスタンドを紛失しています。
1回はリングの破損で落としたのですが、残り2回はナブラを見つけてダッシュしたときの置き忘れです。
そのため、青物シーズンは敢えて自作したサーフロッドスタンドを持ち歩くようにしました。
不器用な私でもかっこよく作れたので、自作方法についてご説明します。
- 直径48mmの塩ビパイプ35cm
- カラビナ
- カーボンシート
- 結束帯
- 防水隙間テープ
塩ビパイプは規格が決まっており、ロッドの太さにちょうど合うものは見つかりません。
外径48mm(内径40mm)または外径38mm(内径30mm)をホームセンターで購入してください。
カラビナ、カーボンシート、結束帯は100均の商品を使用すればコストを削減できます。
手順①塩ビパイプの先端を斜めにカット

塩ビパイプは柔らかいので、のこぎりを使えば簡単にカットできます。
先端を鋭利にした方が砂に刺しやすいのですが、怪我する危険性があるので、敢えて平らにカットしています。
バリの部分がサンドペーパーで綺麗に慣らしておくと見た目が綺麗に仕上がるでしょう。
手順②直径1cmの穴を2つ開ける

電動ドリルを持っていないので、キリで小さい穴を開けてハサミの先端を差し込み直径を1cmまで広げました。
手順③カーボンシートを貼る

カーボンシートを塩ビパイプに巻いて使用していますが、どうしても剥がれてくるので、スプレー缶で塗装してもよいでしょう。
もちろん、塩ビパイプのまま使ってもよいのですが、見た目も大事ですので手を加えています。
手順④:結束帯を使ってカラビナを接続

開けた2つの穴に結束帯を通してカラビナを接続します。
手順⑤:内側に防水隙間テープを貼る
ロッドが傷つかないように、内側に防水テープを貼り付けます。
様々な厚みの防水テープが売られているので、ロッドの直径に合わせて購入してください。
完成!

500円ほどで自作できるので、メーカー品を購入するよりも安いです。
手の器用な方なら私より綺麗にかっこよく仕上げられるので、ぜひチャレンジしてください。
まとめ
サーフロッドスタンドを持ち歩くと、リールの砂噛みを心配することなくタックルを手放せます。
休憩以外にもルアー交換のときや、リーダーを結ぶときに役立つので持ち歩くと非常に便利です。
塩ビパイプと100均アイテムで自作すれば、500円ほどしか掛からないので、ぜひチャレンジしてみてください。
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