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サーフフィッシングにおすすめのフローティングベスト5選!選び方を徹底解説

サーフフィッシングは安全そうにみえますが、実は波にさらわれる可能性が高いので、フローティングベストは必需品です。

ただし、身軽に動き回れるフローティングベストを選ばなければ快適な釣りは実現しません。

そこでこの記事では、サーフフィッシングに適したフローティングベストの選び方、おすすめ商品もご紹介します。

命を守る大事なアイテムですので、必ず着用してから釣りを楽しむようにしてください。

目次

サーフフィッシングにフローティングベストは必要?

サーフフィッシングは砂浜からの釣りですので、海水浴のように泳げば問題ないと感じます。

確かに手前は浅いので、立ち上がって歩いて陸に戻ることもできますが、この考えは非常に危険です。

波にさらわれると、服が水分を含んで重くなり、靴が泳ぎを邪魔するので水泳が得意な方でも溺れる可能性が高くなります。

離岸流にのまれると、あっという間に沖まで流されるので立ち上がる時間すらありません。

また、ウェーダーを着用していると、空気が足にたまってつま先が水面に出る姿勢となります。

この状態で頭を水面に出すことは非常に難しく、立ち上がれないまま溺れます。

海水浴と違ってパニック状態に陥るので、サーフは簡単に命を落とす危険な場所と考えるべきです。

実際に私のホームである遠州サーフは離岸流が起きやすく、遊泳禁止になっており釣り人の悲しい事故が起きています。

フローティングベストとライフジャケットの違い

釣りで使用する救命具はフローティングベストとライフジャケットに分けられ、これは似て非なるものです。

フローティングベストは浮力板が内蔵されており、ライフジャケットは気室に空気を送り込むことで浮力を得る仕組みになっています。

ライフジャケットの多くは水を感知して自動拡張するタイプが多く、桜マークが付いたものを船釣りで使います。

また、フローティングベストには小物入れるポケットが付いていますが、ライフジャケットにはありません。

サーフの釣りは身軽に動き回る機動性が求められるので、ライフジャケットの方が適しているように感じます。

しかし、小物をバッグに入れて持ち歩くとキャストの妨げとなるため、フローティングベストの方が適しています

水に立ち込んで釣りをしてもボンベが誤作動して気室が膨らむ心配もありません。

サーフフィッシングに最適なフローティングベストの選び方

浮力をチェック

万が一、波にさらわれた場合には救助を待つ間、浮いていられなければ何の意味もありません。

フローティングベストには必ず浮力が記載されているので、自分の体重に合わせて選ぶことが大事です。

適切な浮力は体重の10%であり、体重60kgの方は浮力6kg以上のものを選ぶとよいでしょう。

ウェーダーを着用していても、首から上を水面に出せるため溺れるリスクが軽減されます。

フィット感

フィット感の悪フローティングベストは、着心地が悪く邪魔になって脱ぎたいと感じます。

これは足場が砂なので柔らかく、動く度に疲労感が増していくことが関係しています。

特に肩や腰に負担が掛かって痛くなるので、しっかり体にフィットできるものを選んでください。

肩の部分が柔らかく、腰回りの調整が可能なフローティングベストはどんな体型の方でも体にフィットします。

シマノの「BOA®フィットシステム」などがこれにあたり、股ベルトをせずに着用しても水中で脱げない仕組みになっています。

収納力

サーフフィッシングは様々なルアーを使用して、ランガンスタイルで攻略します。

そのため、多くのルアーを持ち歩くことになり、収納力のないフローティングベストは使いものになりません

全面左右のポケットに「メイホー3010ディープ」が1個ずつ、入るものを選んでおくとよいでしょう。

また、魚を取り込むフィッシュグリップ、プライヤーやハサミなどを装着するD管やホルダーも必要です。

リーダーやスナップ、予備フックなどの小物を入れ胸ポケットも2つあればバッグなしでランガンできます。

その他の機能

マストではありませんが、あれば便利な機能はドリンクホルダーと背中の大型ポケットです。

夏場のサーフは乾きとの戦いにもなるので、すぐに水分補給できるドリンクホルダーが活躍します。

また、急に天気が急変しても雨宿りする場所がないので、背中の大型ポケットにポンチョを入れておくとよいでしょう。

また、大型のDループが付いていれば、休憩のときに使うロッドホルダーを持ち歩くときに便利です。

サーフフィッシングに最適なフローティングベスト5選

フローティングベストの価格はピンキリで、安いものは1万円以下でも購入できます。

しかし、フィット性や収納力など使いやすさを追求すると不満出てくるのも事実です。

一度購入すれば長く使えますし、堤防や磯など船釣り以外のシーンで役立つのでお金を掛けてもよいでしょう。

サーフの釣りをメインに楽しむ方には、「mazume レッドムーンライフジャケット サーフSPIII」をおすすめします。

【mazume】レッドムーンライフジャケット サーフ(SPIII)

サーフの釣りには絶対コレ!欲しい機能が満載

背中に保冷バッグを搭載しているので、 灼熱下のサーフでも飲み物を冷やしたまま持ち歩けます。

フィッシュグリップホルダーも高い位置に装着できるので、砂噛みの心配が無くなります。

大型のDループが付いているので、休憩時に使うロッドホルダーも持ち歩けるでしょう。

フロントバックルの間にロッドを差し込めば、両手がフリーになるのでルアー交換も素早く行えます。

サーフフィッシングで困ったことを解決する機能が満載ですので、迷ったときはコレを買えば間違いありません。

【シマノ】サーフトリッパーベスト(VF-275W)

恐ろしく体にフィットするフォローティングベスト

BOA®フィットシステムを搭載しているので、脱着が楽で体にしっかりフィットします。

ウエスト部分には脱着式のサポートパッドが付いているので、長時間の釣りでも腰が痛くなりません。

熱がこもりにくいベンチレーション機能も備わっているので、夏でも快適に過ごせます。

ポケットの大きさ・数、D管の位置もしっかり考えられているので、不便無く使えます。

股ベルトをせずに着用できる点もこの商品の魅力であり、ワンランク上の着心地を体験できるでしょう。

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【アピア】アングラーズサポートベスト(Ver.4)

耐久性を求めるならコレ!CODURAを採用

CODURA Ballistic®️を採用しているので、擦れ傷に強く長期間使用してもほつれなどが発生しません。

正面·背面のポケットも手を伸ばしやすい位置に付いているので、必要なタイミングで欲しいものをすぐに取り出せます

Ver.3にはなかったサイドポケットにはペットボトルやメジャーなどが入ります。

腰ベルトの形状も見直されて着け心地がよくなり、腰への負担が軽減されました。

見た目はコンパクトですが、機能性が充実しているので機動力を生かしてサーフをランガンできます。

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【ダイワ】ベンチクールゲームベストV(DF-6122)

沢山の道具を持ち運んでも負担を感じません!

サーフの釣りはルアーやフィッシュグリップ、ドリンクなど多くのものをポケットに詰め込みます。

どうしてもフローティングベストの重量が増すため、肩に荷重が掛かって痛くなります。

しかし、この商品は腰への荷重を分散する設計になっているので、体への負担を感じません

1日サーフを歩き回って、脱いだときの疲労感が全く異なるので、一度使って欲しい商品です。

【アムズデザイン】ima ORIGINAL FLOATING VEST(X-0III)

かっこよくて機能性にも不満なし!

フローティングベスト最大の悩みは肩と腰に掛かる負担ですが、この商品はX型に仕上げることで疲労感を軽減しました。

重量負担が体の中心に集まるので、動きやすく長時間釣りをしても疲れません。

背中には大きいポケットを搭載しているため、雨具を収納することもできます。

フロント両サイドのポケットも厚みがあり大きいので、大型のルアーケースも難なく収納できます。

見た目もアムズデザインらしいかっこよい仕上がりですので、おしゃれ意識の高い方にもおすすめです。

フローティングベストに関するQ&A

サーフフィッシングでフローティングベストを使用する方が、疑問に感じている点についてお答えします。

フローティングベストって寿命はありますか?

最近のフローティングベストは、耐摩耗性の高い生地を使用しているので、障害物に擦れることが少ないサーフでは長持ちします。

ただし、屈折や収納時の折り曲げなどによって浮力材である発泡素材の気泡が壊れていくので、定期的に買い換える必要があります。

釣行頻度にもよりますが高い方は2~3年、低い方でも5年を目安に買い換えることをおすすめします。

メーカーによっては浮力材だけ販売していることもあるので、交換しながら使うのもよいでしょう。

股ベルトは必ず使う必要はありますか?

一部の商品を除いて股ベルトが付いており、これは水中でフローティングベストの脱落を防止する役割を果たします。

股ベルトが擦れて気持ち悪いと感じることもありますが、必ず使用してください。

フロントファスナーやバックルもしっかり締めて使わなければ、脱落の原因となります。

汚れた場合はどうやって洗うのがよいでしょうか?

浮力材を取り外し、フィッシュグリップなども全部取り外してフローティングベストだけにします。

ハンガーに掛けてシャワーで全体的に塩分を抜いてからタライに水を張って、その中で洗濯洗剤を使い手洗いします。

あとは陰干しして乾燥させればいいのですが、取り外した浮力材を無くさないように注意してください。

まとめ

サーフは波にさらわれる危険があるので、水に入らない場合でもフローティングベストを着用してください。

ウェーダーを着用する方は、フローティングベストがないと水面に顔を出しにくいので溺れる可能性が高まります。

バッグなしでランガンするためのマストアイテムでもあるので、1つ購入することをおすすめします。

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