サーフは突然大きな波が押し寄せることもあり、釣りに集中していると足元が濡れます。
ズブ濡れになった経験からウェーダーを履いてサーフの釣りを楽しむようになりました。
ただし、サーフで使用したウェーダーは海水や砂で汚れているので車内が汚れます。
家族で1台の車を共用している方の中には、嫁から小言を言われた方も多いはずです。
そこでこの記事では、サーフ釣りの必需品でもあるウェーダーケースをご紹介します。
おすすめ商品や代用商品もご紹介しますので、濡れたウェーダーの持ち帰りに活用してください。
サーフの釣りで使ったウェーダーは収納ケースで持ち帰る

サーフの釣りで使用したウェーダーには海水と砂が沢山付着しているので、そのまま車に積み込むわけにはいきません。
タオルで軽く表面を拭いても、必ず拭き残しが発生するので車内が汚れます。
海水による錆の発生、砂によるフロアマットの汚れは、必ず家族からの苦情につながるでしょう。
そのため、サーフの釣りで使ったウェーダーは収納ケースに入れて持ち帰ることをおすすめします。
水に立ち込むと危険なドン深サーフでは敢えてウェーダーを履かないときもあります。
この場合でもレインコート、フローティングベストを収納できるので1つ用意しておくと便利です。
ウェーダー収納ケースの種類
バッカンタイプ

釣り餌を練ったり、道具を運んだりするときに重宝するバッカンは、ウェーダー入れにも使えます。
フタが付いているものは、万が一ひっくり返しても車を汚さないですし、海の匂いが車に充満しません。
形のしっかりしたセミハードタイプは、中に入ってキックバックを利用してウェーダーを脱ぎ、そのまま仕舞えます。
価格が安いのはフタなしですが、上に荷物を載せられないのでおすすめしません。
トートバックタイプ

トートバックタイプは持ち手が付いているので、運びやすい点が魅力です。
家から駐車場まで距離がある方や電車で釣りに出掛ける方におすすめします。
バッカンよりもおしゃれなデザインの商品が多いため、釣りガールにはトートバックをおすすめします。
容量が大きい商品が多いため、レインコート、フローティングベストも1つまとめて持ち帰れるでしょう。
代用品

電車で釣りに出掛ける方は、携帯性を優先するためバッカンタイプまたはトートバックに限られます。
しかし、車で釣りに出掛ける方は工具などを収納する安価なプラスチックのケースを代用することもできます。
釣り以外にキャンプや洗車道具などの保管にも使えるので、非常に便利です。
私はサーフまで車で5分の距離に住んでいるので、普段は大きめの工具箱を代用して釣った魚も袋でくるみ放り込んで持ち帰ります。
他にもダイビング用の防水バックなど様々なものを代用できるので、予算と相談しながら選ぶとよいでしょう。
ウェーダー収納ケースの選び方

ウェーダーを収納するケースは自分が使いやすいと感じたものを選ぶとよいでしょう。
釣果に直結する道具ではないので、安さにこだわって選んでも問題ありません。
ただし、車の大きさ、ウェーダーの種類、携帯性の3点から自分に合ったものを選ぶことが大事です。
車が小さい場合は、後部座席の足元に置きやすい「バッカンタイプ」「トートバッグタイプ」をおすすめします。
ヒップタイプのウェーダーはコンパクトに収納できるので、小さいバッカンでも問題ありません。
携帯性を重視する方は取っ手の付いた「トートバッグ」をおすすめします。
容量が大きいのでチェストハイやウエストハイのウェーダーの収納にも最適です。
代用品は種類もサイズも豊富で、携帯性を除けば自分に合ったものを探しやすいタイプです。
理想的なサイズは40Lですが、可能な限り大きいものを選んでおくとウェーダー以外の汚れものも1つにまとめられます。
条件 | バッカンタイプ | トートバックタイプ | 代用品 |
---|---|---|---|
車が小さい | ○ | ○ | |
チェストハイ | ○ | ○ | ○ |
ウエストハイ | ○ | ○ | ○ |
ヒップタイプ | ○ | ○ | ○ |
携帯性重視 | ○ |
ウェーダーの保管に便利!おすすめの入れ物5選
ウェーダーの保管におすすめの入れ物をご紹介しますので、自分に合ったものをお探しください。
はじめの1個を選ぶときには小さい車にも積みやすく、携帯性に優れたトートバッグタイプをおすすめします。
タモ網やレインコートを入れるときにも役立つので、サーフ以外の釣りでも活躍するでしょう。
【アブガルシア】防水ターポリントートバッグ(Lサイズ)
濡れたウェーダーをそのまま収納できる!
このトートバッグは止水ファスナーを搭載しており、濡れたウェーダーをそのまま放り込んでも海水が漏れ出しません。
しっかりした縫製で、少しくらい重い物を入れても破れないので、電車で釣りに行く方でも安心して持ち運べるでしょう。
ウエストハイのウェーダーを上手く畳むとフローティングベストも一緒に仕舞えます。
見た目もかっこよく、普段使いできるので我が家では海水浴のときに濡れた水着を放り込んでいます。

【ダイワ】ウェーダーバッグ
容量が大きいので余裕をもって収納できる
似たようなバッカンタイプのウェーダー専用ケースは他社も販売していますが、ダイワをおすすめしたのは容量が大きいためです。
チェストハイのウェーダーを放り込んでも上部に隙間ができるので、余裕をもって収納できます。
これなら生地や繋ぎ目にも負担が掛からないので、普段からこの入れ物に入れたまま保管できます。
ショールダーベルトが付属しているので、駐車場まで楽に持ち運べますし電車での釣行でも活躍するでしょう。
【プロックス】防水ウェーダーバッグ
代用品を探すより安い!コスパ最強の防水バッグ
代用品より安い価格で販売されており、性能も全く問題ないコスパ最高の防水バッグです。
開口部は全面がマジックテープになっているので、中から海水が漏れ出す心配はありません。
ウェーダーを持ち運ぶために開発された商品ですが、私はサーフ以外の釣りでタモ枠の収納袋としても使っています。
安価な商品ですが素材がしっかりしているので、全く破れる気配もなく、よい買い物ができたと感じています。
【mazume】ウェイディングカーゴ(MZBK-578)
容量72L!ウェーダーもフローティングベストもまとめて収納
容量が大きいのでウェーダーと一緒にフローティングベストやレインウェアを入れても、まだ隙間があります。
大きくみえますが底面サイズは60×40cmですので、軽自動車のトランクにも積み込めました。
滑り止めが付いているので、運転中にズレ動くこともなく使いやすさも抜群です。
何より、サーフの釣りで有名なmazumeブランドという点が釣り気分を盛上げます。
デザインもダイワやシマノに比べてかっこよいので、遠征のときに持ち歩いています。

【アイリスオーヤマ】RVBOX(600)
軽自動車にも積みやすいコンパクトBOX
奥行きが30cm弱なので、軽自動車でも後部座席の足元に置くことができます。
幅がちょうど肩幅と同じくらいですので、セダンのトランクから下ろすときも楽です。
フタには補強リブが入っており、耐荷重は80kgとなっているため、上に荷物を重ねても壊れません。
機密性が高いので汚い河川でシーバス狙った後でも匂いが漏れ出さず、最近はこのBOXばかり使うようになりました。
ウェーダーケースに関するQ&A

ウェーダーケースに関する疑問点をQ&A形式でお答えします。
まとめ
サーフで使用したウェーダーは海水や砂で車を汚すので、入れ物に入れて持ち帰ることをおすすめします。
専用ケースにこだわる必要はないので、安価なプラスチックの道具箱や収納ケースを代用しても問題ありません。
レインコートや釣り道具を入れることができるので、サーフ以外の釣りでも活用できます。
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